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予防歯科(定期健診)

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予防歯科って必要なの?

日本人が歯を失う原因の第1位は「歯周病」です。歯が抜ける方のうちの41.8%が歯周病が原因で歯を失っています。
日本人成人の約8割が歯周病に罹患していると言われていますが、自覚症状がほとんどないため、歯医者に行く必要性を感じずに放置してしまう人が多いという残念な現状です。
次いで2位が「虫歯」で32.4%、3位が破折(歯が折れること)で11%です。

若年層では、虫歯が主な歯の喪失原因なのに対し、年齢があがるにつれて歯周病が圧倒的に増え、40代で虫歯を逆転していきます。

歯を失うリスクの高い歯は以下の通りです

  • きちんと治療していない(放置している)虫歯
  • 歯周病が進行している歯
  • 冠がかぶさっている歯
  • 部分入れ歯のバネがかかる歯

歯の寿命を延ばすには

不自由なく好きな物を食べるという当たり前の幸せを一生涯感じていたいですよね。
歳を重ねてもご自身の歯を1本でも多く残すためには毎日のケアはもちろん、日頃のケアで落としきれない部分を専用の器具を使い、プロの手で隅々まで綺麗にしてあげることが大切です。

だから歯医者で行う「予防歯科(定期検診)」って大事なんです!

また、虫歯があっても早期発見で簡単な治療で済んだり、ご自身では気づいていなかった歯周病も発見でき、進行を抑え治療することも可能になってきます。

予防歯科では何をするの?



予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を行っていくことです。予防歯科は歯医者で医師(歯科衛生士)が行うプロフェッショナルケアと患者様なの毎日のセルフケアの両方によって成立します。
常に自分の歯がどのような状態なのか知るのも歯の健康にとって大事なことです。

 
PMTC

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、歯医者にて、専用器具を用いて行う歯の清掃のことです。虫歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)や着色汚れなどは、毎日のブラッシングでは取りきれないためPMTCによって除去します。
セルフケアと共に定期的に行うことで、虫歯や歯周病を防ぐことができます。

 
ブラッシング指導

きちんと磨いているつもりでも実は間違った磨き方をしているかも!?
間違ったブラッシング方法を続けていると、せっかく磨いているのに虫歯になったり、や歯周病が進行してしまうこともあります。
当院では一人一人の患者様の状態に合わせてブラッシング指導を行っています。
正しい磨き方を身に着け、いつまでも健康な歯で過ごしましょう。

 
スケーリング

歯周病や虫歯の原因となる歯石を取り除く方法の一つとして、「スケーラー」という器具を使う手法をいいます。
当院は超音波スケーラーを使用し、超音波振動の力で歯石を粉砕し、水で洗い流して除去します。
歯石は一度取り除いても、時間が経つと再形成されるため、スケーリングは定期的に受診することをおすすめしています。
個人差はありますが、唾液が多い人や歯並びが悪い人は歯石が貯まりやすいので、間隔を短めに受けてみてください。

定期検診のすすめ

どんなに歯を磨くのが上手な方でも、ご家族がお子様の仕上げ磨きを丁寧にされていても、キレイに全て菌を除去することはとても難しい事です。
歯の健康を維持していくため、セルフケアで落とせない歯垢の除去や、患者様ご自身のブラッシング指導(セルフケア指導)を中心に、口内の健康状態を確認いたします。
定期健診は個々により歯や歯茎の状態が異なるため期間は一定ではありません。
お口の状態が良い方でも最低6ヶ月ごと、タバコを吸われる方や歯周病の方は3ヶ月くらいでの健診をオススメしています 。

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