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親知らず・歯牙移植

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親知らずについて

親知らずは真ん中の歯から数えて8番目の歯のことです。成人前後ぐらいに生えてくるのが一般的ですが、近年の日本人のスタイルも変わって顔や顎が小さいため、きれいにまっすぐ生える人は少ない場合が多く、親知らずの歯だけ歯みがきの管理が難しく、虫歯になったり、歯肉が腫れるなどのトラブルが発生します。
また、人によっては先天的にない場合や生えてこないこともありますがもし心配な場合はお気軽にご相談ください。

抜歯をおすすめする場合

親知らずといっても痛みがないことや虫歯になっていなければ抜歯をする必要がないこともあります。親知らずを抜いたほうがいい場合は下記の場合です。

  • 親知らずが少しだけ見えていて、これ以上生える見込みがない
  • 親知らずが手前の歯を強く押していて歯並びや噛みあわせに影響を与えている
  • 親知らずの周りに嚢胞ができている
  • 親知らずが噛み合わずに歯ぐきや頬の粘膜を傷つけている
  • 親知らずがひどい虫歯や歯周病になっている

また、親知らずの抜歯は痛いというイメージがよくありますが抜歯の際は麻酔が効いていますので痛みを感じることはほとんどありません。痛みを感じるのは麻酔が切れてからですが痛みを感じる前に痛み止めを飲んでいただくなどすることによって麻酔が切れてからの痛みを極力抑えることができます。

歯牙移植とは

歯牙移植とは抜歯しなくてはいけない歯や歯がない部分に、親知らずなどの自分の歯を移植する方法です。
悪い歯を抜歯した後、そこに抜歯した親知らずを入れて固定します。移植後は歯の根の治療や詰め物、被せ物の治療を行います。

歯牙移植ができる条件

歯牙移植は自分の歯だけでなくいくつかの条件がそろって行えるものです。

  • 歯牙移植できる健全な歯があること
    多くの場合、親知らずを使うことが多いです。また、過剰歯(かじょうし)や、歯の位置が悪い転移歯(てんいし)などを使うこともありますがこの場合は自費になります。
  • 抜歯する歯と移植する歯の大きさが近いこと
    抜歯する位置に移植する歯を入れるために大きさが近い必要があります。前歯は親知らずより小さいため、移植することは難しいのです。できるだけ形や大きさが近い場所に歯を移植することが望ましいです。
  • 抜く歯の周りに骨がある(歯周病が進んでいない)こと
    歯周病で歯がグラグラで抜歯をしなくてはいけない場合、多くは周りの骨がなくなっていますので歯を移植しても歯を固定する場所がなくて移植ができません。
  • 移植する根の形が単純であること
    移植する歯の根の形が単純な方が歯牙移植の成功率が高くなりますが移植する歯の根が曲がっていたり複雑な場合は成功率が下がります。
  • 骨の厚みが必要
    骨が痩せていたり、幅や深さがない部分には移植する歯を植えることができないため、必要であれば移植する前に骨を作る処置を行います。
  • 血圧が高くないこと
    麻酔を使うため、血圧が高い方はご相談ください。

歯牙移植のメリット・デメリット

メリット
  • 自分の歯なので違和感が少ない
  • 周りの歯を削ったり、負担をかけなくて済む
  • 費用が比較的に安価(保険診療の場合)
デメリット
  • 適用部位に制限がある
  • そもそも移植する歯が必要
  • 外科的な治療(抜歯)が必要
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