もし歯を失ってしまったら、あなたはどうしますか?
しっかりケアしていても、不意の事故や口腔疾患で歯を失ってしまうことはあります。
そのまま放置すると、かみ合わせが悪くなり、バランスを崩して他の歯も抜けてしまうこともあります。しまいには顔の形状が変わってしまうこともあります。
そのため、万が一歯が抜けたら「入れ歯」、「ブリッジ」、そして「インプラント」といった治療からご自身に合うものを選ばなければなりません。
まずは「入れ歯」についてご説明しましょう。
これは取り外しができる義歯であり、比較的手軽でコストも抑えられるため、多くの人にとって利用しやすい選択肢です。
しかし、装着時の安定性に欠けることがあり、食事の際には違和感や不便を感じることがあります。
次に「ブリッジ」です。
この方法は、欠落した歯の両隣にある健康な歯を削って支柱にし、その間に人工歯を設置するものです。
見た目が自然で装着感も良いため、日常の食事でも違和感を感じにくいのが特徴です。
ただし、周りの歯を支えとするため削らなければならず、その部分に新たな虫歯や歯周病のリスクが生じる点がデメリットとなります。
最後に「インプラント」です。
この治療法は、顎の骨に埋め込んだチタン製の人工歯根によって人工の歯を取り付ける方法です。
自然な歯に近い使用感と外見を持ち、機能性にも優れているため、長期にわたって快適に使用できます。
しかし、手術が必要で費用も高額であること、さらに治療後の定期的なケアが欠かせないことがデメリットです。
各治療法にはそれぞれの利点と欠点があります。
患者個々の口腔状態やライフスタイル、経済状況によって最適な方法は異なるため、専門家である歯科医師とよく相談の上、自分に最適な治療方法を選ぶことが大切です。
2024-10-03 10:20:10
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