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赤ちゃんに歯が生え始めて普通の食事を始める頃、気になるのは虫歯のリスクですよね。
実際、1歳半から2歳半になる頃には、すでにお口の中には虫歯菌がいると言われているのです。
子どものお口の中の虫歯菌の多くは、ご家族から感染しています。
お母さんは妊娠中や産後のホルモンバランスが崩れ、口内環境もよくない場合があります。また、妊娠中は体調が安定せず、さらに産後は子育てに大忙しでお母さんは歯科医院に通う余裕がない場合も多いのではないでしょうか。
お母さんと子どもの生活は常に密接しており、気をつけていてもそこから感染してしまうパターンが多いのです。
もし、生えてきた乳歯が虫歯になってしまった場合、どうせ抜ける歯だからといって放っておいてはいけません。
乳歯が抜けるのは、ちゃんと顎が成長して永久歯が生える準備ができてからでなければならないのです。
土台となる顎ができる前に乳歯が抜けてしまうと、永久歯の歯並びが悪くなったりと将来の口内にも影響があるのです。
子どもの歯を大切にすることは、その子どもの一生の健康を守ることにつながります。
幼いうちは自身でケアやチェックすることは難しいので、ご家族みんなで気をつけていきたいものですね。
2023-05-24 09:22:58
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誰でも白く美しい歯には憧れを抱きますが、白い歯を維持することは容易ではありません。
例えば、日常の歯磨きが不十分な場合、歯垢の色素が歯に付着してしまいます。
特に、コーヒーや紅茶、ワインをよく飲んだり、タバコを吸っている場合は注意が必要です。
これらに含まれるカフェイン、ニコチン、タールなどの成分が歯の着色汚れ(ステイン)の原因となるためです。
また、年齢を重ねると、歯が黄ばんでしまうことがあります。
年齢とともに、歯のエナメル質が薄くなり、黄ばみが目立つようになるのです。
白い歯を保つためには、何よりも歯磨きが大切です。
コーヒーやワイン、タバコなどを摂取した後は、特に歯磨きをしっかり行い、色素の堆積を防ぎましょう。
もし歯が黄ばんでしまった場合は、歯科医院での専用の薬剤を使って歯の表面を漂白するホワイトニングがおすすめです。
ただし、過剰なホワイトニングは歯を痛める原因となりますし、歯や歯肉の状態によっては施術できない場合がありますので、必ず歯科医師に相談しましょう。 白い歯は素敵な笑顔を演出し、自信にもつながります。
適切なケアを怠らず、いつまでも美しい歯を保ちたいものです。
2023-04-28 19:44:47
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自身の歯はいつまでも大切にしたいものですが、事故や疾患のためにやむを得ず歯を失ってしまうこともあります。
そんな時、自身の歯に代わって役割を果たしてくれるのが、義歯(入れ歯)です。
義歯は、「保険義歯」と「自費義歯」の2種類に大別されます。
治療費が比較的安価で、患者の金銭的負担が少ないのは「保険義歯」です。
しかし保険義歯は、材料がレジン(プラスチック樹脂)に制限され、部分入れ歯のバネ部分には安価で強度のある金属が使われることがあります。
一方「自費義歯」は費用が高額になりますが、インプラント義歯やアタッチメント義歯など、種類を選ぶことができます。
また、部分入れ歯のバネについても、金属からナイロンなどの素材に変更することが可能です。
本来義歯は高度な技術を必要とされるものですが、保険義歯では時間と素材に制限があるため、精度が低くなってしまい、外れやすかったり噛みにくかったりすることがあります。
自費義歯なら素材を厳選し時間をかけて一人ひとりの口腔内にあった入れ歯の制作できるため、精度が高く、長持ちする入れ歯が制作できます。
自費義歯でも、素材選びを適切に行えば費用を抑えられることがあります。
また、口腔内の状態や疾患などにより保険で負担額が軽減されることもあるため、相談して適切な治療方法を選択しましょう。
2023-03-31 19:03:13
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私たち人間の健康にとって、 「噛む」という行為はとても重要です。
そして様々な影響を身体全体に引き起こします。 実際にはどんな効果があるのか、 見ていきましょう。
よく「噛む」ことは、 胃腸の働きを促進します。
消化酵素の分泌が増加するのです。
細かく噛み砕くことで、 胃腸の負担を軽減することもできます。
また、よく噛むことで唾液の分泌が増え、 抗菌作用により口内の清浄効果が高まり、 虫歯や歯周病、口臭の予防にもなります。
さらに、唾液に含まれる酵素には 食品中の発がん性物質を抑制する効果があるとも言われています。
ゆっくり噛むことで満腹中枢が刺激され、 食べ過ぎを防止することもできます。
噛むことは、脳への血流を増加させ、 脳が元気になり、老化を防止するとも言われています。
さらに、全身の神経を刺激するので、 活力がみなぎり、運動能力が向上します。
よく噛むことで、じっくり味わうことができ、 味覚も発達させます。
2023-02-27 19:00:31
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みなさんは、歯ブラシはどういう基準で選んでいますか?
歯磨きは毎日行うものなので、どんな歯ブラシを使うかは非常に重要です。
では、歯ブラシを選ぶときはどんなところに着目すれば良いのでしょうか。
まず大事なのは「毛の硬さ」です。
硬すぎては歯茎を傷つけてしまう可能性があり、柔らかすぎては汚れを落とすのに時間がかかります。
まずは「ふつう」のタイプのものを使ってみて、出血や傷がみられるときは「やわらかめ」のものに変えてみるのが良いでしょう。
「ヘッドの大きさ」も、大事なポイントです。
自分の前歯2本分くらいの大きさを目安に選んでみてください。
しかし、一人一人口内の作りは異なるため、磨きにくい場合や奥までブラシが行き届いていないと感じる場合にはひと回り小さいものを試してみてください。
また、「柄の形」はメーカによって特徴的なものが様々販売されています。
直線やカーブなど、ご自身の手にフィットして余計な力が入らないものを探してみてください。
お口の状態を把握することで、ご自身に合った歯ブラシを見つけることができます。
判断が難しい場合は、歯科医院に相談しながら「これ」という1本を見つけてみてください。
2023-01-23 17:20:00
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「歯に悪い食べ物」といえば、 誰もが思い浮かべるのは甘いお菓子やジュースですよね。
お菓子やジュースに含まれる糖分は口内にある菌の餌となり酸を生み出します。
酸は歯の表面のエナメル質を溶かし虫歯を引き起こしてしまうのです。
特にキャラメルやチョコレートは、口内に残りはにまとわりつきやすい「停滞性食品」と呼ばれ、特に虫歯になりやすい食品です。
また、ポテトチップスやお煎餅なども、意外と糖分が多い上に歯に詰まりやすく唾液が出にくいため、リスクが高い食品といえます。
しかし、歯に悪いからと言って全く食べないのは難しいですよね。
ただ、食べるときは、食べすぎない、寝る前30分前は食べないなど気をつけていきましょう。
また、できるだけすぐに歯磨きをして、口内にまとわりつく汚れを残さないように心がけましょう。
2022-12-23 16:04:00
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歯周病は最も歯を失う原因となる病気です。
では、歯周病にならないためにはどんな対策が必要なのでしょうか。
まず、歯周病の原因となるのは歯垢(プラーク)の中の細菌です。
そのため、歯磨きを正しく行い歯垢をしっかりと除去する「プラークコントロール」の実践が大切です。
特に、歯と歯茎の間の歯周ポケットには歯垢が溜まりやすいので、特に意識して磨くことが重要です。
また、歯周病は生活習慣病の一種とも言われているほど、普段の生活習慣も影響しています。
バランスの取れた食事・質の良い睡眠・適度運動など、健康的な生活を送ることによって歯周病予防にも効果があるとされています。
直接的ではないですが、飲酒や喫煙も歯に影響があると言われていますので、飲み過ぎ・吸い過ぎにも注意しましょう。
今や30代以上の3人に2人が歯周病の疑いがあるとされています。
歯を失わないためにも、日頃の生活やケアを見直し、しっかりと予防していきましょう。
2022-11-15 14:58:29
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周囲を不快にさせてしまう口臭。
自分では気づきにくい分、一層気をつけていきたいものですね。
ところで口臭には「生理的口臭」と「病的口臭」の2つに分けられるのをご存知でしょうか。
「生理的口臭」は歯磨きや飲食をすることで解消されていきます。
これは誰にでもある口臭なので、あまり心配することはありません。
心配なのは「病的口臭」です。
これは、90%以上が口内疾患によるものであり、虫歯に詰まった食べカスや腐敗した神経が悪臭を発します。
病的口臭を改善するには、何が原因なのかを突き止めなければなりません。
虫歯や歯周病が原因となっているのであれば、歯科医院を受診しきちんと治療しましょう。
もちろん、日々のセルフケアも大切です。
歯磨きに加えて、舌ブラシを使って舌苔を取り除くのも効果的です。
虫歯や歯周病は、痛みを感じる頃にはかなり進行してしまっている場合が多いです。
口臭が気になり始めたら、病気の始まりのサインかもしれません。
そのままにせず早めに受診して原因に応じた適切な治療を受けることが大切です。
2022-10-12 15:52:20
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歯には、食べ物の咀嚼以外にも様々な役割があります。
今回は「発音を助ける」「表情を豊かにする」「体のバランスを整える」の3つの役割をご紹介します。
歯は、舌や唇の位置を安定させ、正しい発音をサポートします。
歯の噛み合わせが悪かったり、前歯に隙間がある状態だと、
歯と歯の間から空気が漏れて、明瞭に発音することができません。
また、歯があることで咀嚼筋や表情筋が鍛えられ、
いきいきとした豊かな表情を作れるようになります。
歯の噛み合わせは体のバランスにも影響します。
噛み合わせ不良によって頭痛や肩こり、姿勢が悪くなる、
いびきや睡眠障害などの症状が現れる場合があります。
歯の大切さは、失って初めて気が付くケースも少なくありません。
日頃のセルフケアや定期検診を習慣化して、歯と体の健康を自分で守っていくことが大切です。
2022-09-13 15:22:17
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ストレスを溜め込むことは健康的な身体を脅かし、万病の元となります。
これは歯も意味で例外ではなく、歯の健康にも影響する場合があります。
ストレスが溜まってくると自律神経に影響し、唾液の分泌を低下させます。
唾液にはお口の中をトラブルから守る抗菌作用、自浄作用、再石灰化作用がありますので、
唾液の分泌が足りなくなると、虫歯菌が繁殖して虫歯や歯周病になりやすい環境を作ってしまいます。
また、過剰なストレスを感じた状態では、寝ているときに歯を食いしばってしまったり、歯ぎしりをしてしまうことがあります。
起きている昼間の時間でも、身体に力が入り無意識に歯を食いしばってしまうこともあるでしょう。
歯の食いしばりや歯軋りは、歯や顎の関節に非常に大きな負担がかかりますので、顎関節症を発症してしまう可能性があります。
このように、歯の健康を守るためにも、ストレスは溜め込まないようにしていきたいですね。
2022-08-22 17:58:28
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